当JAは22日、福島市の湯野共選場で優良着色系ふじの葉摘みをしない生産方法「紅一(べにいち)」の共選を開始しました。紅一は、同地区で、2018年にブランド化し、19年に新名称「紅一」として販売を始めた。JAは今後も栽培者数を増やしブランド確立を目指している品種です。
葉採らずふじ「紅一」は、レギュラー品と比べて、着色が良く、収穫まで養分を作る葉が残るため糖度が高く蜜入りも良好。高単価で販売でき、葉摘みの必要がないため省力化につながり、生産者やJAが期待を寄せています。
共選が始まった、湯野共選場では光センサーを活用。糖度や大きさを正確に測定し、箱詰めし、安定した品質のリンゴを提供しています。今年度の紅一は天候に恵まれ糖度13度以上。JAに出荷された紅一は、県内や関東、関西に出荷され12月上旬にピークを迎える予定です。