当JA安達地区本部は23日、二本松市のラポートあだちで2024年度田んぼと畑の勉強会を開きました。JAが2025年2月に開所する土壌分析センターについて参加者に紹介し、土壌分析の重要性を説明しました。勉強会は、JA取り扱い肥料や農薬、農業資材、作物の栽培知識の理解を深めるとともに、農業の現状を知ることで次期作への対策や取り組みについて考えます。
同地区管内の生産者約90人が参加しました。肥料や農薬、資材メーカーも19社がブースを出店し、生産者へ商品の成分や用途、効き目などを説明し商品提案しました。
土壌分析センターの紹介と同地区の水田土壌について講演したJA営農経済企画課の稲村典幸さんは、土壌の状態を分析した結果を伝え、個人で土壌分析することの重要性を話しました。また、同課の佐藤剛課長は1日農業バイトアプリ「デイワーク」による作業負担軽減の提案や労災保険への加入を勧めました。さらに、クミアイ化学工業株式会社東北支店販売課の増渕祐紀さんが今年度発生の多かったイネドロオイムシの生態と防除の仕方について講演しました。