当JAそうま地区本部は、15日の秋冬野菜販売対策会議にて、同地区の今年度ネギの販売計画が9435万円、出荷数量計画が360tを見込んでおり、前年度販売額対比156%となることを公表しました。今年度、JAに出荷する農家面積が増えたことにより、出荷数量計画が126t増加したことが要因です。
会議には生産者や県、市場関係者、JA関係者など26人が参加。今年の8月から9月にかけての猛暑の影響や9月から10月にかけての長雨による病害、害虫の発生による被害について共有し対策を練りました。
会議では、品質向上と出荷規格の統一により産地品質の安定化を図り、予冷庫や製氷機の活用による鮮度保持による出荷体制の構築と高付加価値販売を目指すことを共有。また、出荷ピーク時には、市場休業日明けの品目別予想数量について、週末に各市場と連絡を密に行うことで安定販売を目指すことを確認しました。
2024年問題による運賃の値上げで生産農家負担額増となっていることを挙げ、JAから市場関係者に価格転嫁を申し入れました。