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伊達地区モモ生産部会振興大会

2024.11.18

 当JA伊達地区モモ生産部会は、2024年度産桃の販売金額が前年比117%の約45億2900万円、JA直売所を含む総合計が約50億7600万円となり、過去最高を更新しました。

 同JA全体の桃は、約80億円を超える販売高を記録。伊達市、桑折町、国見町からなる同部会が半分以上を占める割合となりました。

 伊達地区の出荷数量は7010㌧(前年比109%)を達成。本年度は、果実全般が豊作傾向となり、早生種から極晩成種まで安定した数量を出荷し、6月下旬から9月末まで出荷販売を行いました。特に主力の「あかつき」は販売単価が高値で推移したことが販売高過去最高の要因と見られます。加えて、需要の変化に伴って新たに共選場で2パックの出荷を行い価格の底上げを図りました。

 13日、伊達市ふるさと会館MDDホールで、伊達地区モモ生産部会振興大会が開かれました。生産者や行政、市場ら約100人が参加し、本年度の振り返りと次年度の市場からの要望などを共有しました。同部会の大槻栄之部会長は「今大会を通じて抱える課題を共有・解決し、一丸となって産地の発展につなげよう」とあいさつしました。

 JA数又清市組合長は「日本の桃産地は福島県である。品種改良を含め温暖化の対策が重要となる。」と話しました。

 同部会は今後、消費者に喜ばれる桃生産を目指し、生産数量7500㌧、販売金額55億円、販売単価750円(1㌔)以上を目標に生産基盤の拡充に取り組みます。

 大会では、福島県農業総合センター果樹研究所栽培科の佐久間宣昭専門員を招き、講演会を実施。果樹の品種改良を含む将来の桃生産について課題を共有しました。

  

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