当JAは2024年度産のキュウリの販売高が51億を超えたことを発表しました。昨年度の44億8000万を大きく上回り、過去最高額を更新しました。出荷数量は約1万2000㌧で市場の仕切り実績は約50億円。直売所などの販売実績をあわせて51億1500万円となりました。今年は猛暑の中での作業であったが機械共選の導入により安定した品質と数量の出荷ができました。
24年度キュウリの新規栽培者数は38人で栽培者数の合計は933人。同JAが23年度から力を入れている「のれん分け方式」が新規就農者増加につながっています。特に雨よけ栽培面積が増加。雨よけ栽培は、露地栽培に比べ安定した生産量の出荷が可能です。さらに、今年度記念日「夏秋きゅうりの日」を制定したことによる認知度向上につながりました。
5日、福島市のJA本店で行われたキュウリ販売高50億円突破報告会で、数又清市組合長は「機械共選の導入により高品質の出荷につながり、東北トップクラスの栽培産地として期待をされている。今後も継続向上、産地維持のための仕組みづくりに努めていく」と話しました。