当JA安達地区管内の今年度のきゅうり出荷数量が10月21日時点で約3523tとなり、販売金額が過去最高となる約14億7293万円を突破した。今年度はきゅうりの品質が良好だったことや他産地の出荷数量減少によって販売単価が高値で推移しました。
同地区管内にあるきゅうり共選場「安達広域共選場」は稼働から4年目を迎えました。今年度の同共選場の利用者数は145人となり、2023年度と比較して17人増加しました。JAでは、今後も新規栽培者の拡充を図り機械共選の利用を推進し、生産者の作業負担軽減につなげます。23年度から新たに「オートポリセッター(全自動ポリ袋装着機)を導入。従来手作業で行っていた鮮度保持資材の袋掛け作業の省力化と人件費削減に努めています。
28日、同共選場の実績報告会を行い、従業員や関係者、JA役職員など約70人が出席しました。JAの三津間一八専務は「過去最高の販売高となったのは共選場の従業員の皆さまのおかげ。来年以降もぜひ応募していただき、きゅうり産地を支えてほしい」とあいさつしました。実績報告では、JA職員が今年度の販売実績と振り返りについて説明しました。