当JA福島地区は、2024年度の桃出荷数量が9月20日時点で前年対比102%の4348t(5kg換算)、販売金額が前年対比108%の28億7624万円となり過去最高となりました。市場における販売努力の結果による販売単価の上昇や天候による農作物への被害が少なかったこと、玉張りが大きく品質の良い桃の出荷ができたことが出荷・販売実績ともに過去最高となった要因です。
18日、福島市のウェディングエルティで栽培反省会を開き、生産者や市場関係者、JA関係者など約40人が出席しました。JA福島地区もも専門部会の金子清高部会長は「今年は高温によって出荷が早まったが、対応していただいた関係者には感謝している。今回の反省会では、来年に向けて栽培・出荷に関することなど多くのご意見を賜りたい」とあいさつしました。
反省会では、24年度の栽培反省や25年度に向けての対策、24年度の出荷実績、市場販売経過などについて協議しました。市場関係者からは桃の早生種の出荷量増加や高温対策などについて要請がありました。