当JA福島地区は4日、リンゴの中生種「シナノスイート」、「陽光」の収穫指導会を管内8会場で開き約250人が参加しました。
福島市のJA湯野共選場の収穫指導会では、当JA福島飯坂営農センター佐藤健児指導員が事前に収穫したリンゴを見本に販売情勢を伝え、リンゴの規格ごとに大きさや熟度、着色などの選別基準を説明しました。
佐藤指導員は「猛暑の影響で着色が心配されるが、急いで収穫せず、着色と熟度をみながら収穫してください」と強調して呼びかけ、生産者は「ようやく暑さがおちついてきた。サンプルを確認して、規格統一につとめよう」と話しました。「シナノスイート」、「陽光」は10月中旬に最盛期を迎え「シナノスイート」、「陽光」で1万8000ケース(1ケース10キロ)を出荷する計画です。
同地区のリンゴは今後、「王林」「シナノゴールド」「こうとく」と続き、11月上旬まで出荷が続きます。