当ＪＡは２０日、相馬市と包括連携協定を締結しました。ＪＡが自治体と協定を交わしたのは管内１２市町村のうち７自治体となりました。協定は、管内市町村とＪＡが連携し、地域経済の発展と持続性向上を目指し、安全安心に暮らせる地域共生社会の実現を目指します。

　相馬市では、ＪＡと連携し幼稚園・小学校を対象とした食農教育に力を入れています。教育機関からも評価が高く、地元農畜産物を使用した料理教室や米・野菜の栽培など年齢に合わせて幅広く食育事業を展開しています。

　締結式には、数又組合長はじめＪＡ役職員が同市役所を訪れ、立谷秀清市長と協定書を交わしました。立谷市長は「ＪＡとは東日本大震災当時、助け合いながら結びつきを強くしてきた。市民や農業者にとって有意義のある協定となるよう連携を強化していきたい」と話しました。ＪＡでは今後、管内全ての市町村との締結を予定しています。