当ＪＡでは、６日からＪＡ農産物直売所１０店舗で２０２３年産米の販売強化を始めました。ＪＡでは昨今の米不足を受け、直売所での販売を目的に早急に米の仕入れを進めていました。５日までにコシヒカリと天のつぶで計４２㌧を確保。新米が出回る９月下旬ころまで各直売所で毎日販売し、店舗ごとに数量制限を設けています。

　販売に先駆け、ＪＡ公式ＳＮＳのＬＩＮＥ、動画投稿サイト「ユーチューブ」、フェイスブック、インスタグラムでは、５日に組合員や地域住民に向けて米の販売開始情報を発信。米入荷情報は地方紙にも朝刊で取り上げられました。

　販売開始日となる６日、ＪＡ農産物直売所「ここら矢野目店」前には行列ができ、米を買い求めました。この日は同店で米「天のつぶ」３０袋（１袋５㌔）２５００円を１家族１袋限定で販売し開始２分で売り切れました。

　来店者は「２人暮らしで宅配のパックご飯を食べていたが、最近は宅配でもパックご飯が届かなくて困っていた。米が買えてうれしい」と喜びを語りました。