当JAそうま地区本部管内では、秋の味覚の梨「豊水」の出荷が1日から始まります。同地区では2024年度、梨全体で724.2tの出荷、約2億7816万円の販売金額を計画しており、中生種「豊水」は273.9tの出荷を目指します。今年は春先の天候が良く、夏場の適度な降雨があったことから糖度も高く仕上がっています。
29日、南相馬市鹿島区のJA鹿島共選場で開いた目揃会には、JA相馬なし部会の部会員や福島県相双農林事務所、市場関係者、JA関係者約30人が参加しました。同部会鹿島支部の鈴木日出夫部会長は「梨は収穫後の色の進みが早い。早めの収穫を心掛けて市場での有利販売に努めよう」とあいさつ。
参加者らは梨のサンプル品の糖度や色づきを見て出荷規格を確認しました。同地区の豊水は9月下旬頃まで出荷が続き、今後は「あきづき」や「新高」など梨のリレーが続きます。