当JA管内で、ブドウのトップバッター極早生黒系ブドウ「あづましずく」の出荷が8月1日から始まります。JAは2024年度、ブドウ全体で昨年対比102%の約533㌧の出荷を計画しています。
「あづましずく」は県オリジナル品種であり、大粒で種無しのため、幅広い消費者から好まれます。24年度は日照時間の長さや天候に恵まれたことから、着色や玉張り、糖度も良い出来となっています。生育は進んでおり、着色開始期も平年より2週間早く、昨年より3日早い状況です。4日頃から出荷ピークを迎え、12日まで出荷を予定しています。
30日、JA福島南支店で行った収穫指導会には生産者20人が出席。福島地区ぶどう専門部会の伊藤隆志部会長は「いよいよブドウの品種リレーが始まる。今年は糖度が19度と昨年以上に高く期待ができる」とあいさつしました。
指導会では、JA松川営農センターの小野真志指導員が生育状況や収穫適期、当日収穫したサンプル品で出荷規格の確認をしました。
管内では今後、「巨峰」「高尾」「ピオーネ」「シャインマスカット」と品種のリレーが続き、10月下旬頃まで出荷が続きます。