当ＪＡでは、８月のお盆の需要期に向けてリンドウの出荷が本格化します。今年度の出荷本数は２３年度より５万本多い、３５万本の出荷を計画しています。

　リンドウは山間地で盛んに生産しており、地質や連作障害が出やすいため、栽培が難しい植物。今年は、病害虫の発生もみられますが、各自対策を行い生育は良好に推移しています。

　２９日、二本松市の旧ＪＡ新殿出張所で目ぞろえ会を開き、生産者や福島県県北農林事務所安達農業普及所、ＪＡ職員など８人が参加しました。参加者らはサンプル品を確認し、品種や花などの生育状況を共有した他、出荷規格や出荷方法を確認し高品質なリンドウの出荷に向けて意識統一しました。

　ＪＡ花き生産部会草花班の菅野好一副班長は「暑さが続いているが、お盆の出荷に向けて品質の良いリンドウを出荷していこう」と話しました。リンドウの出荷は６月下旬からはじまっており、需要期の出荷は７月下旬から８月上旬頃までを予定しています。