全国有数の小菊産地である当JA管内では、盆の需要期に向けた小菊の出荷が最盛期を迎えています。JA花き部会では2024年度1,100万本の出荷を計画しています。
24年度は管内の小菊の新規栽培者が11人増加。全体で過去最高の170人となりました。今後も新規栽培者増加に向けて事前説明会や受け入れ研修、栽培管理のサポートを強化していきます。営農経済部園芸課の斎藤孝太郎係長は「新規栽培者を増やし、さらに産地拡大を目指し高品質な小菊を届けていく」と意気込みを語りました。24年度の小菊の生育は、6月の暑さで前進開花が心配されましたが7月に好転。平年通りの出荷状況になりました。
JA花卉共選場では連日、管内から搬送された小菊の出荷作業に追われています。新規栽培者が増加によって花き出荷量が増えたことから、9月には花きの専門部署の設置を計画。JA本店や共選場、花き部会、各地区本部などとの連携強化図り、農業所得向上と営農活動の活性化を目指します。