当JA伊達地区本部は12日、伊達市のJAみらいホールほばらで令和6年度秋冬肥料予約推進出発式を開きました。JAとして農業資材の物流を確保することにより価格競争力を強化するとともに、同JAオリジナル専用肥料の普及拡大や信頼ある資材の供給により組合員の利用率向上を図る目的。同JAでは初の試みです。
出発式には、JA全農福島や農業資材会社関係者ら、JA役職員ら約50人が出席しました。
推進では、予約注文書の回収と未利用農家への普及拡大を図り、経済事業の収益を目指しています。同地区で合計1000件の秋冬肥料予約注文書の回収と100件の新規件数を目標値に設定しました。
決意表明では、月舘資材センターの鈴木宏史さんが「価格高騰により購買事業は供給数量の減少と厳しい状態が続いています。そのような現状だからこそ更なるサービス向上に努めて農家所得アップの一助を担える推進活動を展開する」と意気込みました。