当JA管内産桃の早生品種「はつひめ」の初せりが4日、福島市で開かれました。特秀16玉5㌔箱2ケースがそれぞれ昨年度より2万円高い、過去最高額の17万円で取引されました。
桃の初せりでは、県の主力品目である桃の出荷が始まることを県内の消費者へPRします。
福島市公設卸売市場の福島中央青果卸売㈱で開かれた初せりには、JA全農福島や同JA、福島県くだもの消費拡大委員会、2024ミスピーチキャンペーンクルーなどが参加し、ももの出荷スタートをPRしました。
JA全農福島の渡部俊男県本部長は「今年は質・量ともに良い出来。生産者の努力の賜物の福島ブランドを良い価格で取引できるよう活発なせりを期待している」とあいさつしました。
同JAの数又清市組合長は「生産農家の意欲向上を図っていけるような取り組みを行いたい。そして福島の桃がスタートする。沢山の人に味わってほしい」と意気込みを語りました。
17万円で取引した市場関係者は「今年の桃は出来が良い。福島市のレストランを経営するオーナーからぜひ『福島の桃』を使いメニューを考案してPRしていきたいと要望があり今回せりに参加した」と話しました。
今後、JA管内では、主力品種「あかつき」が23日頃出荷ピークを迎える予定です。