当JA伊達地区モモ生産部会は20日、伊達市でモモ生産部会市場情報交換会を開きました。本年度は前年比102%の6517㌧を計画します。
2023年度の桃販売実績は、同JA全体で73億円超、伊達地区で39億円超を収め、共に過去最高額の販売高となりました。24年度の伊達地区は、40億円以上の販売額を目標とします。
情報交換会には、生産者、県北農林事務所伊達普及所、市場、JA全農福島、JA役職員など62人が出席。同部会の大槻栄之部会長は「いよいよ福島の桃が出始める。今年の桃は天候に恵まれ生育に問題は無く、高品質な桃を出荷することができる」とあいさつ。JAの数又清市組合長は「今年は凍霜害の被害も全く無かった。大いに期待ができる」と話しました。
販売対策として、生産コスト上昇を受け、再生産価格を意識した販売価格の形成やJAが制定した記念日「ふくしま桃の日」を含むPR活動の展開、「伊達の桃」のブランド力強化を協議。昨年以上の単価を要請しました。