二本松市立二本松第一中学校は20日、総合的な学習の時間における「郷土学習」で地域産業の取り組みについて学び、1年生114人が出席しました。同校では、生徒が郷土の商業、農業、観光、福祉の課題や地域創生について理解することで魅力ある郷土にするために考え、愛する気持ちを育成することを目指しています。
佐藤隆宏校長は「旬の農畜産物や特産品について生徒が知る機会がないので大変貴重な時間。地元の現状を知り、これからの生活の糧としてほしい」と願います。
講話は行政やJAなど3組が行い、農業分野としてJAふくしま未来営農経済企画課の佐藤剛課長がJAの概要や取り組み、同市の農業について、スマート農業などについて説明しました。
佐藤課長は「消費者となって地元の農畜産物を食べて応援することができる。将来、生徒さんの中で1人でも多くの方が農業者や農業を支える仕事に就いてもらえるとうれしい」と話しました。