当JA和牛繁殖部会とJAは11日、県家畜市場で第8回肉用牛共進会を開いた。最高賞となる名誉賞には大谷知徳さんの「れいちゃん」と「まいちゃん」を選出しました。JA管内の和牛改良を進め、和牛繁殖経営基盤の維持拡大を目指します。また、JA管内の意識高揚と出品技術研鑽、使用管理技術の向上を図ります。
大会では5つの区を設け、体積や品位、資質などの基準によって審査します。大会にはJA管内から39頭が出品され、各区の上位入賞牛に選ばれた和牛は、代表牛として7月に開かれる令和6年度JAグループ福島肉用牛共進会に出場します。
齋藤正剛部会長は「一人一人が個性ある和牛を生産することで地区、JA、ひいては福島牛のブランドにつながる。先輩方が積上げてきた技術を後世につなげていこう」あいさつしました。全5区の優等賞受賞者は以下の通りです。かっこ内は地区名。
▽第1区若雌の1=「たかこ」渡辺甚市さん(安達)
▽第2区若雌の2=「かめりょうやす」松林正治さん(そうま)
▽第3区若人の会=「ゆりひめ7」鈴木宏尚さん(安達)
▽第4区繁殖雌牛群=「まみ2」佐藤豊洋さん(そうま)、「もみじ」志賀恒夫さん(そうま)
▽第5区高等登録牛群=母牛「れいちゃん」、娘牛「まいちゃん」大谷知徳さん(そうま)