当JA福島地区おうとう専門部会は5日、サクランボ「佐藤錦」の収穫指導会を開いた。佐藤錦はJAのサクランボの代表品種。最盛期を前に、同地区管内の3カ所で収穫指導会を開き、販売情勢や収穫基準について生産者らに確認しました。
JAの小川集出荷所で開いた指導会には生産者ら約90人が参加。同部会の佐藤孝志部会長が「暑い日々が続く。熱中症に注意して規格を確認しておいしいサクランボを届けよう」と呼びかけました。
指導会に出席した当JAの西條正美福島地区本部長は「体調に注意して作業してほしい。皆様のサクランボをしっかり消費者に届ける」とあいさつしました。JA飯坂営農センターの齋藤朋也営農指導員が現在の生育状況や収穫・出荷の基準について説明。生産者は色合いや大きさを確認しました。
2024年度「佐藤錦」は、10,500㌔を計画。6月中旬頃から出荷ピークの見込みです。
さらに同地区の直売所では旬を向かえるサクランボを特価販売する「さくらんぼまつり」を16日から17日に開く予定です。