当JA福島地区管内の福島市立庭坂小学校は30日、総合的な学習の時間にコシヒカリの田植え教室を開きました。教室は今年で5年目を迎える。同小学校では毎年、「ふるさと学習」として地域の人に先生になってもらい、農業や地域社会への理解を深める学習を行っている。お米について勉強するのは5年生が対象です。
体験では、生徒43人と管内の協力農家6人が参加した。今回植えたのは「コシヒカリ」で、始めに梅津晃志さんによる機械植えを実演。その後、梅津信一さんが生徒に田植えを教えました。
生徒らは裸足で田んぼに入ると賑やかな声が飛び交い、土の感触を感じながら丁寧に手植えしました。
体験した生徒は「田んぼの中気持ちよかった。何時間でも植えていたい。育つのが楽しみ」と笑顔で話しました。
今後、生徒たちは田んぼの生育観察やかかし作り、稲刈りなどを体験する予定。収穫後は、体験発表会や収穫祭を行い、お米学習のまとめをします。