当JA伊達地区本部は23日、2024年度農業塾の開講式を伊達市のJA伊達地区本部で開きました。
塾は、地域農業を支える担い手育成を目的として、07年度から続けており、本年度で16回目の開講となります。
新規就農者向けに開講する農業者支援事業で、同地区管内の基幹品目「モモ」「キュウリ」、「あんぽ柿」の計3コースを設置。本年度は26人の受講生を迎えました。
開講式では、高橋弘地区本部長が「今年もJA取扱い日本一の3品目でコースを設置した。地域農業の発展に貢献してほしい」とあいさつ。来賓として出席した県北農林事務所伊達普及所の渡邊敏弘所長は「県としても就農と定着を支援する。塾で基礎技術をしっかり身に付けよう」と話しました。
開講式後に開いた第1回の講義では、同普及所の齋藤義雄主査が桃コース、普及所の大橋金光専門員と株式会社ときわ研究場福島営業所の渡辺修司副所長がキュウリコース、普及所の今井貴浩主査があんぽ柿コースの講師を務めました。
今後、各コース6回の講座を開き、農薬使用の基礎や品種の特性、適期作業について講義で学ぶほか、圃場にて管理作業や収穫を実習します。