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小学生が国認定棚田で田植え

2024.05.24

 県北農林事務所は24日、二本松市立東和小学校5年生を対象に「田んぼの学校」の開校式を開き、児童38人が参加しました。田んぼの学校は、「ふくしまの農育」推進事業の一環。農村地域の重要な要素である農地や土地改良施設、周辺の自然環境を学び場として活用し、食育、社会教育、環境教育について学びます。

 

 2023年度から二本松市東和地区にある国の「つなぐ棚田遺産」に認定された「東和の布沢棚田」で行われており、布沢の環境を守る会と連携し実施しています。同小学校の肥沼志帆校長は「今回は裸足で入った田んぼの感触を体感し、棚田や県、地域の方々に感謝の気持ちを持って田植えに臨んでほしい」と呼び掛けました。

 

 今回作付したのはもち米「こがねもち」で、田植え体験には、福島県の佐藤宏隆副知事や県北農林事務所の宍戸潤一所長、二本松市の三保恵一市長、「田んぼの学校」学校長の菅野金一さんも参加。準備にはJA組合員やJA女性部員などが駆けつけました。収穫体験は9月頃を予定しており、今後はかかし作りや脱穀、収穫祭も計画しています。

 

       

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