当JAは22日、二本松市にあるきゅうり機械共選場「安達広域共選場」の稼働を始めました。2024年度の出荷計画数量は前年対比109%の2,409tを計画します。
同共選場は今年で4年目を迎え、24年度の共選場利用申込戸数は139戸に上り、前年度より14戸増加しました。JAでは、機械共選での更なる利用率増加を目指します。23年度からは新たに「オートポリセッター」(全自動ポリ袋袋着機)を導入し、従来の人の手による鮮度保持資材の袋掛け作業の省力化に努めています。
同日実施した稼働式には従業員や関係者、JA役職員ら約40人が出席しました。三津間一八専務が「共選場ができたことでこの地域のきゅうり生産者は夜に行う箱詰め作業が省力化でき、うれしいお言葉もいただいている。JAとしても販売価格アップに繋げていきたい」とあいさつ。
この日は雨よけきゅうり176㌜(1㌜5㌔)を共選し、県内と関東を中心に出荷します。同共選場の稼働は10月中旬頃まで稼働を予定しています。