21日、二本松市で畜産業を営む上野広行さんがJA本店を訪れ、数又清市組合長に第59回肉用牛枝肉共励会で最優秀賞となる農林水産大臣賞を受賞したことを報告しました。上野さんは肉用牛肥育経営として肥育牛135頭、繁殖雌牛20頭を飼育しています。
上野さんが農林水産大臣賞を受賞した同大会は、3月22日に開かれ、一般社団法人全国肉用牛振興基金協会が主催する肉用牛の枝肉品評会。福島県、栃木県、茨城県から60頭が出品されました。上野さんの今回の受賞は2018年2月の第53回肉用牛枝肉共励会、22年2月の第56回肉用牛枝肉共励会に続き3度目の受賞となります。受賞した上野さんの受賞牛は等級格付けA5、枝肉重量669㌔、ロース芯面積110平方㌢、脂肪交雑の度合いを示すBMSは最高値の12で、総売上額287万3,173円(1㌔3,949円)となりました。
受賞報告には、優良賞を受賞した伊達市の狗飼功さんも報告に訪れました。上野さんは「夫婦で一緒にやってきた甲斐があった。福島牛、同JAの牛肉がさらに発展するよう精進する」と意気込みを語りました。