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桃仕上げ摘果指導会

2024.05.17

 献上桃の生産で知られるJAふくしま未来モモ生産部会桑折支部は16日と17日の両日、高品質な桃の生産に向けて、桑折町の桃畑で仕上げ摘果指導会を開きました。2024年度は、気温が高い傾向にあるため、早めの栽培管理が必要となります。

 

 県北農林事務所伊達普及所によると、管内の桃「あかつき」の硬核期予想は31日からと予測。今年の桃は、天候に恵まれて順調に生育しているが、変形果が少なからず見られるため、仕上げ摘果や修正摘果での適切な対応を呼び掛けました。

 

 仕上げ摘果は、満開後40日から50日あたりに作業し、最終的にモモの樹に実らせる果実の数の約20%増を目安に摘果します。

 

 指導会には、部会員ら約30人が参加。JA営農指導員は、今後の天候次第でせん孔細菌病が発生する場合も考えられるため、農薬散布や管理作業の徹底を周知しました。順調に生育が進むとあかつきの収穫は平年より10日程早い7月19日頃と見込まれます。

  

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