当ＪＡそうま地区本部は１４日、南相馬市立鹿島小学校５年生７３人を対象にバケツ稲体験を行いました。食農教育の一環として、毎年管内の子どもたちに作物の特徴や農業の楽しさなどを感じてもらおうと管内小学校と連携して実施しています。今年は管内小学校１８校で実施する予定で、県オリジナル品種「天のつぶ」を作付します。

　体験では、ＪＡ職員が児童らに作付する前の準備や作付方法、お米に関する豆知識などを説明しました。児童らは腕を泥だらけにして夢中になってバケツ稲の代かきと作付を行いました。

　参加した児童は「土をいじるのが気持ちよかった。お米が好きなのでこれからの収穫が楽しみ」と話しました。バケツ稲の収穫は１０月頃を見込んでおり、今後は野菜苗の栽培や米粉料理教室などの実施を予定しています。