当JAは9日、福島市立矢野目小学校の3年生を対象に「農業体験リンゴコース」を開きました。児童53人が生産農家の二階堂一宏さんの園地を訪れリンゴの生育の様子や授粉作業を学びました。
地域農業に関心を持ってほしいと毎年実施している学校支援事業の一環で、2024年度の1回目。児童は今後1年を通してリンゴの生育を学びます。
リンゴの開花や授粉は既に終わっていたが、二階堂さんが実際に花粉の入っている瓶や梵天(ぼんてん)と呼ばれる道具を使って授粉作業を実演。花粉をどこにつけたか分かるように、ピンク色の粉と混ぜて作業することを説明しました。
児童はリンゴの花の匂いを嗅ぎ、梵天に実際に触れながら観察。小さなリンゴの実をスケッチしました。参加した児童は「花粉交配をしないと実にならないと、初めて知ることができた。収穫が楽しみ」と目を輝かせました。