当JA福島地区りんご専門部会は7日、福島市の圃場(ほじょう)で予備摘果の現地検討会を開きました。
同専門部会各支部代表者ら約50人が集まり、今後の作業を協議、今週開催する各支部指導会で部会員に周知します。
管内の品種「つがる」「ふじ」の開花始めは4月16日で平年より10日早く、満開はつがるが4月24日で平年より6日、ふじが4月22日で平年より8日早くなっています。
検討会では、福島県県北農林事務所農業振興普及部の菅野孝盛技師が現在の気象経過や発育状況摘果時期の目安など資料を使い説明。その後同JA飯坂営農センターの佐藤健児さんが予備摘果を指導しました。
佐藤さんは「開花時期のばらつきがあるが凍霜被害もなく、果実を選び良い果実を作ろう」と呼びかけました。
また、同部会では今年度役員改選があり、部会長に佐藤宏一さんが就任。佐藤部会長は「今年は開花時期が早くまた、夏の猛暑も心配。これからの指導会に向けて準備していこう」と話しました。