JAふくしま未来そうま地区本部は26日、南相馬市小高区の小高園芸団地でキュウリ新規栽培者向けの募集説明会を開きました。JAでは、新規就農者の確保を目指し、行政と連携した支援体制の充実化を図っています。就農相談から研修、就農までの3年間をサポートする「のれん分け方式」を活用した新規栽培者の育成に取り組んでおり、同地区では10㌃あたり8㌧のキュウリ収穫を目標にしています。
説明会には2024年度からの新規栽培者を中心に5人が参加し、福島県相双農林事務所の國分計恵子主査が定植時の注意点や管理方法などについて説明しました。参加者は実際に小高園芸団地で作付けが進んでいるキュウリ栽培を見学し栽培方法を学びました。
國分主査は「初期成育での病害虫の発生がすると生育で障害を受けるので、早めの予察につとめて防除を徹底してほしい」と話しました。説明会は今後もキュウリの生育ステージに合わせて月に一度9月まで開く予定です。