当JA伊達地区本部と県北農林事務所伊達普及所は19日、管内6ヵ所の圃場を巡回し、エンドウ類の生育調査を行いました。生育の進度や病害虫発生の有無を確認し、出荷計画を見極めます。
調査には、JA営農指導員や県北農林事務所伊達普及所普及員、JA全農福島職員など10人が参加しました。管内2地域のサヤエンドウ、スナップエンドウ、グリンピースそれぞれの圃場を調査。草丈や分枝数などを確認しました。
2024年度は平年に比べ、草丈の伸長が良く生育が進んでいます。適度な降雨と日中の気温高が要因と考えられ、平年比で約一週間程度早く生育しています。露地ものの出荷は、サヤエンドウが4月末頃、スナップエンドウが5月初旬頃を見込んでいます。
同地区の佐藤裕基営農指導員トレーナーは「病害虫の被害も少なく天候にも恵まれている。倒伏しないよう早めの誘引作業を指導していく。昨年は霜の影響で出荷量が約三割少なかったが今年は期待したい。」と話しました。
調査は5月下旬まで定期的に実施し、生育状況を確認します。