当JA管内では、生産者らが桃の管理作業を急ピッチで進めています。4月上旬から続く気温上昇により生育が進み、今年は例年より5日ほど早い開花となりました。
皇室への「献上桃の郷」として知られる福島県桑折町の伊達崎地区にある「桑折ピーチライン」では、一斉に開花が進んだ桃の花が辺り一面を覆っています。
同町のJA伊達地区モモ生産部会長の大槻栄之さん(66)の畑では、花粉交配と摘花作業を並行して進めています。大槻部会長は「土壌の水分が充実したことにより、早生種から晩生種まで揃って満開を迎えた。今年の桃は期待が出来る」と話します。
同JA管内の主力品種「あかつき」は、満開日から100日程度で収穫を迎えます。今年度は7月20日から収穫が始まる見込みです。