当JA花き部会は、2023年度の販売金額が前年対比101%の約8億2,368万円となったことを第2回通常総会で報告しました。JAが新規栽培者増加に取り組む「小菊」の販売実績が前年対比105%となる約5億3,389万円となったことが大きな要因です。
JAでは、2021年6月に県内初となる花卉共選場を設立。共同出荷体制の整備や労力削減による花卉栽培の継続、費用負担削減による新規栽培者が参入しやすい環境整備を図っています。生産者の要望や出荷量の増加を鑑み、今後JA花卉共選場の選果機を増設する予定です。22年4月には組織的なスケールメリットを生かした有利販売実施を目的に初の花卉全地区合同部会「JAふくしま未来花き部会」を発足。現在の部会員数は256人となり、販売高10億円突破を目指します。
2日、福島市のウェディングエルティで開いた総会には、部会代表役員やJA役職員など約90人が出席しました。
総会で渡辺国稔部会長は「部員の皆さまのおかげで最初の目標だった8億円を達成することができた。販売金額10億円を目指し各地区の特色を生かして協力していこう」とあいさつしました。総会では、提出議案全4議案が可決承認となりました。同部会では24年度、販売金額前年対比103%となる8億5,000万円を目指します。