当JAふくしま未来伊達地区きゅうり生産部会は、28日に大阪市の大果大阪青果で、29日に東京都大田区のJA全農福島東京園芸事務所で市場関係者らと2024年度販売対策会議を開きました。
同JAは24年度、昨年度のキュウリ出荷数量の102%である7209㌧の出荷を計画しています。昨年度は、記録的猛暑の中でも生産者の努力とキュウリ機械共選利用者の増加により、高品質で安定したキュウリを出荷することができました。本年度は、さらなる品質向上と安心安全への対策を講じ、関係機関と連携し販売力を強化します。
対策会議では、JAから市場へ昨年度のキロ単価361円を上回る単価を要請。販売金額は昨年度対比108%の27億円を目標とします。
安定したキュウリ生産の実現により、生産者らの生産意欲と高単価への期待は高く、新規栽培者の増加を相まって産地力維持が見込まれます。
4月4日には石川県金沢市の丸果石川中央青果で北陸地区市場販売対策会議を開きます。