当JAは、購買店舗の「選ばれる・出迎える店舗づくり」を目指しています。2023年度のJAの購買品供給高は102億円を突破し、目標対比102%を達成しました。ホームセンターなどの競合他社との差別化を図るべく、商品陳列や手作りのポップで工夫した店舗づくりを行う他、専門知識を備えた職員の育成に取り組んでいます。
26日、JA北信支店で職員向けの「第1回購買店舗管理者・チーフ研修会」を開き、関係者約40人が出席しました。西幸夫営農経済復興担当常務は「利用者目線に立った接客と窓口来店者への『プラスワン』の提案を行い、また来ていただける店舗運営を心がけてほしい」とあいさつしました。
研修会では、メーカーやJA全農福島担当者が県の醗酵鶏ふん入り肥料の効果や農薬の特長、海洋汚染が問題となっている「マイクロプラスチック」問題について説明しました。実践学習として、店舗で活用できるポップ研修も実施。POPセンター福島の川村洋一代表を講師に招き、来店者に伝わるポップ作りを学びました。川村代表は「ポップ作りは『気づき』が重要。来店者が質問することをポップで伝えることで担当者の『信用』につながる」と指導しました。