当JA伊達地区にら生産部会は18日、伊達市のみらいホールほばらで栽培出荷反省会を開きました。
今年度の秋冬ニラ栽培は、記録的猛暑の影響で品質は細い傾向となり、収量が上がらず出荷数量が前年比88%の約207㌧。販売高は同比84%の1億4900万円となりました。
同JAは次年度の対策について、土壌分析の実施に力を入れます。土壌分析によって養分の過不足を把握。適正施肥を行い、安定した収量の確保と高品質生産を目指します。
反省会には、市場関係者や部会員、福島県県北農林事務所、JA職員など約30人が出席し、2023年度の販売経過を振り返りました。
菅野秋仁部会長は「温暖化の影響を関係者全員で共有して来期に備えよう」とあいさつしました。
福島県県北農林事務所伊達普及所の渡邊敏弘所長は「県内一のニラ産地であり、冬を代表する食材。暑さ対策の徹底をお願いする」と呼びかけました。