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駐日フィジー大使がイチゴ生産者を視察

2024.03.12

 駐日フィジー大使フィリモネ・ワガバザ大使は12日、当JA本店とイチゴ生産者である片平聡さんのハウスを訪れ、13年前の東日本大震災からの復興状況を視察しました。JAからは佐久間英明専務らが参加し、同JAの概要や農業者への支援事業の取り組みなどを説明し理解を深めました。

 

 ワガバザ大使は「フィジーも農業が盛んな国だが、農業関係の協同組合がない。JAの役割や農業技術を学ぶためにもフィジーから視察団を派遣してJAについて学ぶ機会がほしい」と関心を示しました。

 

 その後、片平さんのいちごのハウスを訪れました。今回視察した圃場主の片平さんは高設栽培でとちおとめ9a、福島県オリジナル品種「ゆうやけベリー」6a栽培しています。

 

 ワガバザ大使は片平さんに「いつから栽培されているのか、イチゴの栽培はすべてハウスで育てているのか、ハウスは立てて何年経っているのか」などと熱心に質問。ゆうやけベリーを試食したワガバザ大使は「香りも良くとても甘い」と笑顔をみせました。

 

 片平さんは「とても貴重な機会をいただいた。また福島県の主力品目の『桃』の時期に来県してほしい」と話しました。

 

    

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