当JAでは、農業者の所得向上を最大の目的として、長年の経験と豊富な知識や技術を有する地域の中核農家、職員OBを「作物別営農技術員(農の達人)」として委嘱しています。また、新規就農者支援や営農指導員の資質向上研修に携わる受入農家を「指導会研修農場」と位置付けることで専門的技術習得を支援しています。
今年度は、農の達人がJA全体で17人、指導会研修農場を7人選定。指導会や講習会などの活動は農の達人は延べ96回、指導会研修農場は延べ17回実施し、JA管内農業者の農業技術のレベルアップを図りました。
27日、福島市のウェディングエルティで農の達人・指導会研修農場活動反省会を開き、生産者やJA関係者27人が出席しました。農の達人として今年度47回の活動を実施した伊達地区の八巻正好さんは、生産者対象の指導会にて作業のポイントや天候・生育状況に応じた管理方法を説明した他、直売所会員や女性部向けの指導会や教室を開催しました。
JAでは、2024年度の農の達人と指導会研修農場の体制を23年度から4人増員した28人とすることで更なる営農指導体制の強化を図ります。