当JA管内では、桃の節句の時期に合わせて春の花「花桃」の出荷が最盛期を迎えています。JAでは今年度620ケースの出荷を見込んでいます。
JA管内の花桃生産者は11人で、今年度は夏の高温と乾燥によって先端部分の花芽の付き方にばらつきが出ていますが、出荷作業は例年通り進んでいます。2月下旬に出荷ピークを迎え、出荷時には圃場から桃の枝を切り取り、温室で10日から2週間ほど加温して出荷しています。
JA花卉共選場では、出荷作業のピークを迎えており、生産者が箱詰めした花桃の検品作業や出荷規格の確認作業に追われています。出荷作業は26日までを予定しています。
福島市で花桃1haを栽培している斎藤篤史さんは「生産者が丹精込めて栽培した花桃、ぜひ多くの方に楽しんでいただき春を感じてほしい」と呼びかけています。