当ＪＡでは、２２年度に「伊達のあんぽ柿」が出荷されて１００周年を迎えたことから、さらなるＰＲ強化と認知度向上を目指しています。同年度にはＧＩ制度の対象に登録され、１２月から２月までの１３日を「伊達のあんぽ柿の日」として制定しました。

　９日、ラジオ福島の生出演に国見町のあんぽ柿若手生産者の阿部郁さんとＪＡ職員が出演しました。ラジオ出演は今年度で３回目。あんぽ柿の特徴である鮮やかなオレンジ色と半生食感、上品な甘みをＰＲし、関係機関やＪＡ農産物直売所とのイベントについてふれました。試食後にはあんぽ柿の食べ方についてもふれ、チーズやヨーグルトなどの乳製品との相性の良さや天ぷらの調理方法について提案しました。

　阿部さんは「天候に恵まれ、見た目もきれいでおいしいあんぽ柿に仕上がった。先人の想いを次の１００年に繋いでいくため、地元生産者と共にさらなる生産技術の向上とＰＲを図り、歴史ある産地を守っていきたい」と意気込みを語りました。

　ＪＡでは１０日から１３日まで管内の農産物直売所全１０店舗にて、あんぽ柿共選品の特別販売を行う他、試食会も行い伊達のあんぽ柿の日を盛り上げます。