当ＪＡ伊達地区管内の佐々木春男さん・明子さん夫妻が、２０２３年度福島県農業賞「農業経営改善部門」を受賞したことを記念し、摺上亭大鳥で受賞祝賀会が開かれました。

　福島県県北農林事務所家久来克之所長や伊達市須田博行市長、同ＪＡ数又清市組合長を来賓に、伊達地区の農業者や佐々木さんの親族、知人など約６５人が集まりました。

　同ＪＡ伊達地区生産部委員会鈴木聡委員長は「人とのつながり、地域とのつながりを大切にしている佐々木ご夫妻であり、いつでも頼れる存在でいてほしい」と発起人代表としてあいさつ。出席者から佐々木さん夫妻に記念品が贈られ、ご夫妻のお孫さんから花束が贈られました。

　佐々木さんは「今後も地域農業の期待に応えられるよう努力する」と謝辞を述べました。

　佐々木さんは、昭和５４年に就農。現在は桃を中心に規模拡大を進め、受光態勢と作業性のバランスが良い「開心自然形」による果実の糖度をあげる工夫や長期間の収穫・出荷による労力の平準化と雇用の維持に努めています。また春男さんは同市農業委員会農地利用最適化推進委員や同市消防団分団長、明子さんは同市健康づくり推進委員として夫婦二人三脚で地域農業振興に尽力したことが評されました。