当JA伊達地区本部は1日、指導員歴3年以下の若手職員や他品目担当の指導員向けに、イチゴの生育調査についての研修会を開きました。2022年から出荷が始まった福島県オリジナル品種のイチゴ「ゆうやけベリー」を中心に、イチゴ栽培の特徴を学びました。
伊達市にあるイチゴの圃場(ほじょう)で開かれた研修会には、指導員歴3年未満の職員を中心に6人が参加。イチゴを生産する神田勇雄さんと福島県北農林事務所伊達普及所の丹治仁子主査が講師を務めました。
丹治主査から、生育調査の目的や調査方法、「ゆうやけベリー」と「とちおとめ」の違いなどを説明。神田さんは、実際に栽培して気付いた特徴や栽培管理などを指導員に教えました。
神田さんは「品種の特徴をつかみ、どのような育成方法が適切かなど見極められるようになってほしい」と話しました。