当JA安達地区では、2023年12月28日時点できゅうりの販売実績が過去最高となる出荷数量約3,647t、販売金額約12億5,755万円を記録しました。新規栽培者が増加した同地区では、23年度からきゅうり共選場「安達広域共選場」の選果レーンを2レーンから3レーンに増設しています。23年度の同地区のきゅうり栽培面積は52・63haとなり、昨年度より1・18ha増加しています。
23年度のJA全体でのきゅうり販売実績は、11月30日時点で出荷数量約1万2,621t、販売金額約44億8,608万円となり、いずれも過去最高となりました。夏の猛暑により、平均単価が高く推移したことや新規栽培者増加による出荷数量の増加が要因です。
JAは23日、二本松市のラポートあだちで祝賀会を開き、行政関係者や市場関係者、JA役職員など約50人が出席しました。数又清市組合長は「素晴らしい実績を挙げられたのは、生産者の栽培管理の賜物。今後も農業所得向上と次世代に繋ぐ営農第一の生産体制を構築していきたい」とあいさつ。
安達地区やさい部の阿部与一部会長は「大きな功績を挙げられたのは関係機関の協力やご指導のおかげ。次年度も皆さんと共に農業を盛り上げていきたい」と謝辞を述べました。