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梨の販売金額前年対比107%を記録

2024.01.15

 当JA福島地区専門部会と当JA安達地区なし専門部会は、今年度の梨の共選品の販売金額が前年対比107%の8億9315万6,948円を記録しました。今年度は高温の日が続いたことから、春先の開花が過去最速となりました。販売数量は前年対比85%の2169㌧に留まりましたが、市場から甘さや果実の大きさ、良品質が評価され高単価に推移しました。

 

 11日、福島市のウィディングエルティで2023年度福島地区・安達地区合同なし栽培販売反省会を開きました。関係機関や取引市場、部会員、JA役職員など34人が出席。今年度の振り返りを行い、次年度の高品質な梨の出荷に向けて検討を行いました。

 

 福島地区なし専門部会の引地一裕部会長は「今年は異常な高温続きで栽培や収穫に苦労した。次年度以降も高温傾向が続くと予想されるので、対策を話し合い栽培に活かしていきたい」とあいさつ。

 

 担当者が販売経過や栽培反省、出荷実績、次年度対策について報告しました。市場関係者からは、出荷数量の維持・拡大や品質管理の徹底継続、高温対策によるシーズンを通した安定した出荷体制などについて要望がありました。

 

  

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