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「山菜の王様」タラの芽出荷ピーク

2024.01.11

 当JA管内では、春の味覚「タラの芽」の出荷が最盛期を迎えています。タラの芽を栽培して今年で16年目を迎える、JA安達地区やさい部岩代支部タラの芽生産部会の山崎清典部会長(65)のハウスでは、12月下旬から収穫を開始。年間約800㌔の出荷を目指しています。

 

 山崎部会長は、約50㌃のほ場でタラの原木を栽培しており、11月から原木の刈り取りを始めました。刈り取った原木は、10℃から18℃の室温に保ったハウス内に伏せ込み、約一カ月温度管理と適度な換気を行います。温度が上がりやすい春先は特に管理を注視し、収穫適期となったら原木と芽をナイフで切り離して出荷しています。今年は猛暑のため、原木の生育のバラつきや雑草の増殖がありましたが、出荷に大きな影響は出ていません。

 

 山崎部会長は「春先の「山菜の王様」とも呼ばれるのタラの芽は、何といってもほろ苦さが特徴。ぜひタラの芽を食べて一足早く春の訪れを感じてほしい」と話します。タラの芽の収穫は4月下旬まで続きます。

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