9日、JA全農福島主催の和牛初せりが本宮市の県家畜市場で行われ、上場された403頭のうち、JAふくしま未来からは56の生産者延べ90頭を上場しました。この日の最高値は、大玉村の大河内初吉さんが上場した去勢「美来」が97万9,000円(税込)の値を付けました。
上場された403頭のうち、399頭が成立。この日の1頭平均価格は雌、去勢合わせて54万6,645円となり、昨年より約11万7,000円値を落としました。
JA福島五連の管野啓二会長は「畜産業は生産コストが上昇する中、子牛価格の低迷が続いている。生産者の皆さまが安心して子牛の生産ができるよう、飼養頭数と上場頭数の維持拡大に努めていきたい」とあいさつ。参加者らは農協牛乳で乾杯し初せりの開催を祝いました。
せり場外では、3年ぶりに牛鍋の振る舞いを実施。振る舞ったのは、うつくしま福島畜産mother’sクラブe-ENの会員らで、JA全農福島から提供があった牛リブロースなど県産農畜産物を使用し約1,000食提供されました。