当JA福島地区りんご専門部会は18日、福島市の圃場でリンゴの剪定講習会を開きました。農業総合センター果樹研究所によると、今年のリンゴの花芽分化率は「つがる」が平年より1%高い82・2%、「ふじ」が平年より5・1%高い73・4%で推移しています。剪定を行うことで木漏れ日や養分などを届くようにし、今後の生育状況を良くすることができます。
剪定講習会には支部の代表者やJA営農指導員など約40人が参加しました。同地区りんご専門部会の奈良輪光功部会長は「今年は天候や霜などで苦労した。今年度の振り返りを行い、次年度の取り組みに繋げていこう」と呼び掛けました。
担当の飯坂営農センターの佐藤健児さんが圃場の成木を使い実際に剪定を実演しました。佐藤さんは「花芽を見て良い花芽を切らないよう注意しながら剪定を行ってほしい」と指導しました。