当JAそうま地区本部は18日、南相馬市鹿島区の小林邦弘さんの圃場で小菊の刈戻し指導会を開きました。生産面積拡大と新規生産者の拡大及び花卉共選場との連携による販路拡大を目指しています。同地区では、2023年度約102万8600本、約5164万円の小菊の販売実績を記録。新規就農者は2人で12㌃増加し、JA全体では72㌃、5人が新規就農しています。
同日は生産者や関係者16人が参加しました。指導会では、8月咲き、9月咲き品種の育苗管理やかん水など仕方について学びました。小林さんが実際に親株の刈戻し作業を実演し参加者らは理解を深めました。
JA同地区営農経済課の酒井大輔さんは「刈戻し後は、芽の発生を促成するためにしっかり小トンネルを作って湿度管理を行いながら保温していこう」と呼び掛けました。1月下旬には、防除暦説明会を行う予定です。