当JAは5日、令和5年度あんぽ柿共販推進会議を桑折総合支店で開きました。
県内外の市場関係者や行政、JA全農福島、JA伊達地区あんぽ柿生産部会役員、JA役職員など約70人が出席。佐藤孝一同部会長は「美味しいあんぽ柿の安定した出荷を目指す。資材高騰も考慮した価格の販売をお願いしたい」とあいさつしました。
JAでは、11月末加工数量調査集計をもとに、5年度平核無柿70㌧、蜂屋柿730㌧、計800㌧の出荷を計画。昨年度の実績を約60㌧超える計画を算出しました。
5年産のあんぽ柿は、昨年のような奇形果・変形果も少なく、霜被害も一部での発生であったため良質な出来となっています。
協議事項では、原料柿の作柄状況やあんぽ柿の衛生管理、販売対策、GI登録に伴う「伊達のあんぽ柿」有利販売の取り組みなど6つの事項を協議しました。
市場からの要望としては、品質管理の徹底、年内出荷比率の向上、的確な産地情報の発信などの意見が挙げられました。