当JA福島地区ぶどう専門部会は28日、福島市のウェディングエルティで2023年度ブドウ栽培販売反省会を開きました。同地区の23年産ブドウの共選品販売数量は、前年対比124%の約135㌧、販売金額は前年対比128%の約1億6500万円となりました。
記録的な猛暑による影響で、日焼けや乾燥など不安もあったが、こまめなかん水など生産者による尽力で昨年の実績を上回ることができました。
反省会では、市場をむかえての情報交換・意見交換を行い、同部会各支部役員やJA全農福島、福島県県北農林事務所、福島市役所、JA職員ら26人が出席。23年度の栽培反省や販売実績報告、市場販売経過、次年度対策などを協議しました。
佐藤三吉同部会長は「猛暑の中で栽培・販売に尽力してくれてありがとう。意見を出してさらにブドウ栽培を盛り上げていこう」と呼び掛けました。
次年度対策として、生育状況に合わせた収穫指導会の開催や管理作業の適期実施の徹底、病害・鳥獣害対策などが挙げられました。各支部役員からは、「あづましずく」に続く県のオリジナル品種の開発など要望が出されました。